障がい児指導員(正職)

休むときはリフレッシュし、
仕事中は集中するという
メリハリのある生活が送れています

障がい児指導員(正職) / 2020年入職

入職を決めた理由

就職活動中、多くの法人を見学しました。その中でインターン先によっては“見学対応者が休んでしまい準備不足な事業所”や“待ち合わせで予定通り会えないこと”がありました。そのような事業所と異なり、ハッピーネットは人事課の方(本部)と現場の連携がしっかりされていました。1つの事業所に見学に行くとその事業所の良さが見えて、また別の事業所が見学したくなりました。私の思いを人事課の方も汲み取って下さり多くの事業所を見学させてもらいました。各事業所の職員の方もあたたかく迎えてくださり、その人柄の良さに惹かれました。
また、福祉は休めない印象が強かったのですが、ハッピーネットでは私たちの入職した年から季節休暇も公休に含まれ、より休みが取りやすい体制になりました。このように職員が働きやすい環境づくりが見られた点も入職の決め手になりました。

今の仕事の難しさとやりがいを教えてください。

難しさは子どもたちへの支援方法です。例えばある時は「お片付けしようね」という声掛けのみで片付けることが出来たとします。しかし、別の日に同様の声掛けをしても怒って片付けてくれないことがあります。そこには「もっと遊びたかった」「今は話しかけないでほしい」「やろうと思ってたのに言われた」といった思いがあるかもしれません。その日の子供たちのコンディションや周囲の環境によっては声掛けが効かないことがあります。相手の気持ちを考えつつ工夫して声掛け出来るよう日々励んでいます。私自身が色んな状況を経験し、子どもたちの立場に立って、方法を探していくことが今後の課題だと思っています。
やりがいは子どもたちの出来ることが増えていくことです。
例えば、ある利用者さんは勉強が苦手で学校では進んでやろうとしなかったのですが、デイを利用するようになり文字や数字の勉強を始めたことで学校の勉強もやる気になってくれました。また、別の利用者さんは療育活動で“手先の訓練をしているおかげか洗濯ばさみを使って洋服を干すお手伝いをしてくれました”と保護者の方が教えてくれました。デイで行っていることが彼らの生活にも良い影響を与えられていることが嬉しかったです。

職場の雰囲気は?

歳の近い職員が多く、相談や意見が伝えやすいです。朝礼や終礼とは別に、各業務内での会議や話し合いも頻繁に行われ、意見の共有が行われています。
月に1度行う職員の考えたレクやイベントもあるため、職員も子どもたち以上に楽しんで参加しています。季節に合わせたイベントを提供しているため、子どもたちが行事を学びつつ楽しんでもらえるよう職員で盛り上げています!

入職し業務を経験したことで成長できたことは?

子どもたちとの関わり方において視野が広がりました。入職して間もない頃は、子どもたちに認知してもらうこと・どのような子なのか理解することで精いっぱいでした。しかし、今はその子の特性を知った上でどのように関わるべきか・どのような療育を行うことでその子自身が生活しやすくなるのかを考えられるようになってきました。また、1人が不安定になると周囲にも影響が及ぶため、リスクの高い環境になっていないかも考えつつ行動しています。実践は難しい場面もありますが、支援の仕方に悩んだときは相談できる先輩方がいます。先輩方の真似をしてみたり、先輩方からアドバイスをもらうことで私自身も成長出来るよう励んでいます。

就職を検討されている方にメッセージ

就職先を悩んでいるのであれば色んな法人を見学してみることをお勧めします。法人によって特色や福利厚生は異なります。職場の雰囲気は良くても休みが少ない事業所や休みは取りやすくても給料が少ない事業所もあり多種多様です。私は“プライベート(休み)が充実していないと良い支援は出来ない”と考えているので、休みも取れて職場の雰囲気も良いハッピーネットを選びました。その結果、休むときはリフレッシュし、仕事中は集中して行うというメリハリをつけた生活が送れています。みなさんも自分の大切にしていることを大切に出来る職場を選べるよう願っています。